起動するたびに画面が崩れる|GPUチップのハンダ割れを宅配修理した話

画面の崩れ(GPU不良) 宅配PC修理

「画面が乱れて使えなくなってしまった」

関東にお住まいのお客様からご依頼がありました。熊本にご両親がいらっしゃる関係で、以前からご利用いただいているリピーターのお客様です。ヤマト運輸の宅急便でお送りいただきました。

届いたパソコンの電源を入れると、起動画面が出るはずのところに真っ黒な画面と白い模様だけが表示されています。強制終了して再起動すると、今度は全く違うパターンで画面が崩れました。

これは液晶パネルの問題ではありません。GPUチップの故障です。

液晶不良とGPU故障の違い

画面が乱れる症状には大きく2種類あります。液晶パネル自体の不良と、映像信号を処理するGPU(グラフィックチップ)の不良です。

液晶不良の場合は特定のパターンで線が入ったり、一部が暗くなったりします。一方GPU不良は今回のように起動するたびに違うパターンで画面が崩れたり、モザイク状になったりするのが特徴です。

今回は再起動のたびに崩れ方が変わっていたので、GPUのハンダ割れと判断しました。

ヒートガンで加熱して修理

GPUのハンダ割れとは、チップと基板をつなぐハンダが経年劣化や熱膨張・収縮の繰り返しでひび割れて、接触不良になる現象です。

修理方法はヒートガンでGPUチップを高温に加熱し、ハンダを再溶融させて接触を回復させます。GPUを基板から取り外して交換する方法もありますが、費用と納期を考えると、ハンダを溶かして断線を解消する方法で対応するのが現実的です。

今回も加熱処理で画面の乱れが解消されました。

画面が乱れる症状は早めの対応を

GPU故障は放置すると悪化します。最終的には全く画面が映らなくなり、修理の難易度も上がります。「起動するたびに画面の出方が違う」「モザイクや縦線が出る」という症状はGPU不良の可能性があります。宅配でお送りいただければ診断・お見積りをお出しします。まずはLINEかメールでご連絡ください。

タイトルとURLをコピーしました